さて、先日SEOに関して最近ちょっと凝っている、と発言しました。
私は元来マーケティングサイドの人間のため、デザイナーやクリエイターの方々と少々考え方が異なる部分もあると思いますが、そもそもSEOに興味を持った理由はこんなことからでした。
実は、というほどのことでもありませんが、私はJimdoだけでなく某レンタルサーバーの責任者でもあります。そのレンタルサーバーのお客様から「seo対策を行ううえで、IPがクラスCじゃないと困る」とか、「IPが連番だとSEO対策上よくない」とか、いろいろなSEO対策上の要望を言われてきました(引き続き言われています)。
私もSEO上そういうものだと思っていたのですが、最近になってSEO対策会社大手5社ほどとやり取りをするうちに、いくつかの話を聞き、過去に言われてきたことに対して疑問を抱きました。
それは、
1.検索エンジンのアルゴリズムは結構頻繁に変わっている(Yahoo, Googleともに)
2.5社から、少なくとも一度もIPの話は出たことがない
3.5社ともに、対策上これが大事だといわれる要素がほぼ完璧に同じ
4.5社ともに、アルゴリズムが変更された日にち、その原因と対策が同じ
5.yahooもGoogleもアルゴリズムは公開していない。
ということです。これだけを読むと何のことやらさっぱりかもしれませんが、要約すると私の解釈はこんな感じです。
SEO対策に答えはなく、あくまで経験に基づく予測でしかない。
検索エンジンは絶えず変化するものなので、1年前に有効だったものが今有効とは限らない。
よって、どれも正しく、どれも間違っている可能性がある。ただし、確率論として、毎日SEOに向き合っているSEO対策業者の意見は比較的直近のアルゴリズムに適応している可能性がある、ということです。
そして、なぜSEO対策業者を信じるかというと、以下の2点があげられます。
1.様々な角度から同一キーワードでSEOをかけたサイトを大量に持っている
2.同業間で繋がっている
1がある意味一番信じる理由にもなるのですが、毎日そのサイト群を見ていると、ある日突然ランクが落ちるサイトがあるそうです。それがアルゴリズム変更を調べる唯一の手段。さらに、恐らく大量のキーワードで上記を行っているため、落ちたサイトの共通項を特定し、それが原因だろうと予測する。そんな感じのようです。地味で根気の要る作業です。
一例として、今年の5月?8月?某日だったと思いましたが、Yahooがアルゴリズムの変更を行いました。各社共通して、その原因はサブドメインだ、とのこと。よって、yahooの対策上サブドメインは比較的不利だ、というのが今現在の認識のようです。
ただし、サブドメインが完璧に駄目かというとそうではなく、独自ドメインに比べると検索エンジン上弱い可能性がある、というレベルのようで、この辺は言い切れるものでもないようです。
困ったことにJimdoはサブドメインでして。。。。まぁこの辺りの回避は業者に任せることとします。
難しいですね、SEO対策。狙うキーワードによって全然違うこともあるでしょうし、一概にSEO対策=これだ!というものがないところが面白いです。
次回は、その5社から提示された重要確認項目(ドメイン取得年数やバックリンク数、キーワード含有率など)に関して書きたいと思います。
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